- シャドテンって効果あるの?
- 意味ないってホント?デメリットは?
- 実際の体験談を聞いてみたい
こんな疑問に答えます。
最近利用者が急増しているシャドテン。
英語力は上げたいけどシャドーイングなんてやったことないし、コストもかかるし、利用するには少し不安、なんて人多いんじゃないでしょうか。
そこでこの記事では、シャドテンで120回以上の添削を受けたことのある僕が実際の体験をもとにレビューします。
最初に結論です。
シャドテンは、効果的だけど挫折しやすいシャドーイングを無理なく習慣化できる。そのため小手先ではない英語の地力をつけることが可能。但し、スピーキングやTOEICは+αの対策も必要。
詳しくは本編で!
この記事はこんな方にオススメです。
こんな方におすすめ
- 忙しいけど何とか英語力を身に着けたい人
- シャドテンの概要やメリットデメリットが知りたい人
- 実際のユーザー目線での評価を知りたい人
この記事を書いている僕はこんな人です。
この度、添削120回を達成しました。継続している実績があります。
この記事を読むことで、シャドテンのリアルな雰囲気が分かります。
Contents
ざっくり、どんなサービス?
シャドテンは、英語のリスニング力を向上させる新しい形の学習サービスです。
名前の通り、シャドーイング(影でついていく)という手法を用いて、英語のリスニング力、理解力、発音を磨くことができます。
一言でいえば、シャドーイングでリスニング力をアップさせるサービス
シャドテンは、英語のシャドーイングに特化した学習サービスです。
シャドーイングとは
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、マネして発音することで英語の聞き取り力と発音を向上させる方法です。
例えば、ニュースや映画の英語をそのまま真似て話すなど。これにより、自然な発音とリズム、強弱を身につけることができます。
独学が難しいシャドーイングを学べるアプリ
ただ、シャドーイングの独学は簡単ではありません。過去に僕も挫折しました。
シャドテンは、誰でも簡単に練習ができるように工夫されたアプリ。シャドーイングを無理なく習慣化できます。
最大の特徴は、添削してくれること
シャドテンの最大の特徴は、録音したシャドーイングの音声を添削してくれることです。
例えばこんな感じです↓
ポイントや発音を分かりやすく教えてくれるので、改善しやすいのが特徴です。
運営元はプログリット
シャドテンは、プログリット社が運営しています。
Wikipediaによれば以下の通り。
株式会社プログリット(英: PROGRIT Inc.)は、東京都千代田区に本社を置く、英語学習サービス事業を運営する企業である。
(Wikipediaより)
サッカーの本田圭佑選手が公式アンバサダーになっているので有名ですね。
シャドテンは、プログリットが2020年から始めたサービスです。
利用者も急増中
シャドーイングは英語学習者の間で非常に評価が高い学習法です。これに伴い、シャドテンの利用者も増加しています。
効果が高いシャドーイングで学習したいという利用者のニーズを捉えた結果でしょう。僕もその一人です。
僕は少なくとも3ヶ月は続けたいと思っているので、このブログを通じて良いところ、悪いところをお伝えできればと思います。
追記:120回の添削を達成しました!
コツコツと続けられたおかげで、120回の添削を受けることができました。
シャドテンでの学習が習慣化したおかげです。
実際に使ってみた感想
さて、ここからは僕自身が実際にシャドテンを使ってみた感想をお伝えします。
僕の英語力(開始時点)
シャドテンを始めた時点での英語力は、リスニングは初級、スピーキングは全然、といったところでした。
具体的なTOEICのスコアは約700点。大学受験の経験でリーディングはある程度できるのですが、リスニングには全然自信がない状態でした。
使ってみた期間や使用方法
シャドテンの利用歴は以下の通りです。
利用歴
2023年4月~
具体的には、毎日30分から1時間程度、通勤時間や休憩時間、家事の合間にスマホでシャドーイングを行っています。
使い始めたきっかけやギャップ
使い始めたのは次のようなきっかけからです。
使い始めたきっかけ
仕事で一刻も早くリスニング力を上げる必要があった僕は、効果的と言われる「シャドーイング」で勉強したいと思いました。
シャドーイングの独学を試したものの挫折。かといって数十万円する英語コーチングに行くのもな…と思っていたところ、見つけたのがシャドテンでした。
使ってみたギャップ
一度シャドーイングを挫折したことがあるだけに、「続けられるかな?」と心配でしたが、思いのほか楽に継続できています。
自分のレベルに合った音源や、添削時のフィードバックがあるため、無理なくモチベーションを保ち勉強が続けられています。
使ってみた効果
シャドテンを使ってみた効果は以下の通りです。
1週間経過
1週間経過
あまり効果なし
無料体験が可能な最初の1週間では、残念ながらあまり効果は実感できませんでした。
1ヶ月経過
ところが、1か月経過したくらいから、少しずつ変化が表れてきました。
1ヶ月経過
- ナレーションではないWPM(※)130の音源もある程度聞き取れる。
- Excellent(改善点ゼロ)を何回か取れるようになってきた
※WPM=1分間に発語される単語数
スピーチやインタビューのような、背景に雑音が混ざっていたり発音にクセのある音源も、多少聞き取れるようになってきました。
また、Excellent(改善点ナシ)も取れるようになってきました。
リスニング力が上がるには3ヶ月間程度の時間がかかると言われていますので、定点観測していきます。
1ヶ月経過時点の体験は、以下の記事に詳しく書いています。
-
【1ヶ月経過時点】シャドテンを続けた体験談をガチレビュー【口コミも】
シャドテンって1ヶ月勉強するとどれだけ英語が身につくの?実際の例を知りたいな こんな疑問に答えます。 この記事では、シャドテンを使って1ヶ月の僕の感想や成長感をまとめました。 この記事の内容は以下の通 ...
続きを見る
体験談:コンテンツ面
ここからは、シャドテンの体験談について触れます。まずはコンテンツ面から。
添削は改善に最適
シャドテンの一番の魅力は、やはり専門講師による添削です。
録音した自分の音声に対し、講師から改善点について具体的なアドバイスがもらえます。
やってみてメリットに感じた点は以下の通り。
メリット
- 自分では気づけなかった課題を発見し、発音が改善される
- 「気づいて⇒改善する」ことで発音への理解が深まり、リスニング力が向上する
- 添削でモチベーションが上がり、継続しやすくなる
特にモチベーションアップには効果大です。
リスニング力を上げるのは長期戦。そのために何より大事なのはモチベーションです。
題材がビジネスマン向き
コンテンツがビジネスパーソンを強く意識してます。
英語学習を通じて、教養を高めることができます。
知的好奇心も満たされるため、勉強を続けるのが苦になりません。
量や種類も十分
シャドテンのコンテンツは、種類も量も十分に揃っています。ざっと調べたところ、1000種類以上もの題材がありました。
初級者向けから上級者向けまで、レベルに応じて選べるコンテンツが豊富ですし、内容も興味深いものが多いので、飽きずに長い期間学習を続けられます。
TOEIC対応
さらに、シャドテンはTOEICの学習にも対応しています(Part3.4)。
これが本当に試験対策になるのか、僕もTOEIC直前になったら利用してみます。レビューしますので、お楽しみに!
体験談:費用面
続いて、シャドテンの費用面について解説します。
月額21,780円
シャドテンの利用料金は月額21,780円です。これには添削を含む全てのコンテンツの利用が含まれます。
無料体験あり(割引も見逃さずに)
シャドテンには無料体験や割引もあります。
無料体験あり
無料体験もあります。
自分に合うか分からないまま契約するのは勇気がいるので、お試しができるのは安心ですね。
割引キャンペーンもある
また、割引キャンペーンをやっていることもあるので、お得なチャンスを見逃さないようにしましょう。
ちなみに僕の場合は、「春の学習応援祭り」というキャンペーンで申し込みました。
お得になるキャンペーンが定期的に開催されているので、見逃さないようにしましょう。
ズバリ、コスパは?
僕はシャドテンのコスパは非常に高いと感じています。
続けやすい仕組みがある
その最大の理由は続けやすい仕組みがあること。
リスニング力を上げるには時間がかかります。安くても続けられなかったら効果が出ないので意味がありません。
1日あたりのコストは安い
また、英会話コーチングのように何十万円もしないのもポイントです。シャドテンは1日あたりにすると約700円です。
しっかりした添削が700円で受けられるのはコスパ高いです。
独学以上、コーチング以下のコスト。効果も含めると高コスパ
安いけど続けるのは大変な独学、逆にフィードバックも得られるけど何十万円もするコーチング、その中間がシャドテンです。
後述する使いやすさもポイントの一つ。絶妙なポジション取りですね。
体験談:使いやすさ
シャドテンの使いやすさについても触れておきます。
いつでもどこでも勉強できる
スマホでいつでもどこでも勉強できます。僕自身、通勤時間や休憩時間に勉強しています。
忙しい人にとって、英会話みたいにスケジュール拘束されるのは地味にストレスです。
シャドテンはちょっとできたスキマ時間にパッと勉強できるのが忙しいサラリーマン的にはめちゃ助かるんですよね。習慣化もしやすいです。
シンプルかつ使いやすいアプリ
アプリも使いやすく、開いてすぐに課題に移れるので、スムーズに勉強を始めることができます。
今日は何しよう?と迷わずにパッと勉強が始められるのも、続けやすい理由ですね。
一回の勉強時間は15〜30分
1日あたりの勉強時間は15~30分程度が多いです。
音源も30~60秒程度なので、ちょっとしたスキマ時間でシャドーイングを高速で回せます。
通勤時間ならこの位の時間を捻出するのは楽勝ですね。お昼休みとかも立派な勉強時間になります。
シャドテンのメリット
シャドテンのメリットを以下の通りまとめます。
スキマ時間に勉強できて続けやすい
シャドテンの一つ目のメリットは、スキマ時間に勉強ができることです。
実際に僕も通勤時間や休憩時間に勉強しています。音源は30~60秒程度なので、短いスキマ時間でサクッと勉強ができます。
勉強を始めるハードルが低いというのは継続の上でかなり大きなポイントです。
添削を受けることで改善しやすい
二つ目のメリットは、添削を受けられることです。
独学では気づけない発音の誤りやアクセントなどを添削で指摘してくれます。
自分ではよくできているつもりでも、思いがけない箇所が指摘されていることは本当によくあります。逆に、意識していなかったところを褒められたりもします。
この「意外性」が成長につながっている実感があります。
独学が難しいシャドーイングでもモチベーションが保てる
三つ目のメリットは、モチベーションが保てて勉強の継続がしやすいという点です。
シャドーイングは独学には向かない勉強法です。正しく発音できているか分からないことや、何をどれだけやれば良いか分からず、モチベーションが続かないからです。実際に僕は挫折しました。(詳細はプロフィールに記載)
モチベーションが保ちやすい理由は次のとおりです。
フィードバックが得られる
フィードバックが得られたり、実際のWPMが上がることで成長の実感が得られ、継続のモチベーションが湧いてきます。
添削で褒められるとモチベーションが爆上がりします。
学習の進め方に迷わない
シャドテンでは学習の進め方が明確に提示されます
こんな感じです。
どの順番でどう進めれば良いのかが明確に示されますので、貴重なスキマ時間を学習に専念できます。
成長実感を感じやすい仕組み
シャドテンでは大まかにレベルがBegginer、Intermaditate、Advanced、Proficientと分かれており、さらにその中でWPM(1分間あたりの単語数)ごとに課題が分かれています。
WPMが上がるたびに自分の成長を実感することができるので、モチベーションに繋がります。
学習履歴が見やすく、モチベーションにつながる。
シャドテンでは、2023年夏より、学習履歴が表示できるようになりました。
今月の提出回数や学習時間はどのくらいか、excellent(改善点なし)はいくつか、などが一目でわかります。
こんな感じです。
これは僕も過去から要望していた機能なので嬉しい限りですが、提出して
継続してこそリスニング力は上がります。
続けやすさはめちゃめちゃ重要です。
シャドテンのデメリット
実際には気になる点もあります。
「スピーキング力」アップには物足りない
シャドーイングはリスニング力や発音力の向上には役立つものの、スピーキング力アップには物足りないです。
英作文の能力は伸びづらい
具体的には、「英作文」の能力が身につきません。スピーキングで活かせる英作文を勉強するには「瞬間英作文」などの書籍で勉強するか、実際の英会話教室で学ぶ必要があります。
細かい発音や単語のニュアンスは学べない
また、添削で指摘されるポイントは「音の連結」や「音の消失」など、偏りもあります。
「LとRの発音の違い」といったポイントだったり、「be going toとwillの違い」などは触れられません。
ネイティブ並みの発音や会話のニュアンスを身につけたい、という上級者にとっては物足りなさを感じるでしょう。
独学よりは高い
何十万円もかかる英会話コーチングに比べれば安いものの、独学に比べればやはりコストはかかります。
これが高いと感じるか、安いと感じるかは人によるでしょう。
ただ、僕の経験からは、価値があると断言できます。シャドテンは継続しやすく、結果的に効果がでやすいからです。
独学はどれだけ安くても続けられなければ意味がありません。
コストが気になる人は、無料体験で一回試してみましょう。オトクなキャンペーンをやっていることもあるので、見逃さずに!
シャドテンが向いている人、向いていない人
最後に、シャドテンが向いている人と向いていない人について述べます。
向いている人
シャドテンは以下のような人に向いています。
向いている人
- リスニング力に自信がない人
- 時間がないビジネスパーソンやパパママ
- シャドーイングに興味がある人
- 独学は難しいと感じている人
リスニングに自信がなく、手っ取り早くコスパ良くリスニング力を伸ばしたい人に向いているといえます。
向いていない人
一方で、以下の人には向いていないでしょう。
向いていない人
- ネイティブ並みの発音を身につけたい英語上級者
- 瞬間英作文的な力を身につけたい人
もちろん発音は向上しますが、スピーキングの力をガッツリあげたい人には物足りなく感じるでしょう。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
本記事のまとめ
- シャドテンはシャドーイングを添削してくれるサービス
- 添削がリスニング力やモチベーションアップに効果大
- 無料体験やキャンペーンもあり
- リスニングが苦手な初心者には特にオススメ。
- 一方で流暢な英語を話したい上級者には向かない
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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